全日本プロレスの五強と呼ばれた人たちの最後の1人、秋山準選手のDDTへのレンタル移籍が発表されました。そもそも取締役とコーチ解任されてたんですね。
全日本のコーチはTAJIRI選手が務めるそうです。プロレスの発展というか、どこでも通用するレスラーを育てると言う意味では適任だと思います。
秋山選手の教育論というのはわからないので比較はできませんが、少し前の前田日明YouTubeチャンネルで成瀬昌由選手との対談で”首で体を動かす”受け身というのを話していました。
王道プロレスや四天王プロレスと呼ばれた時代の受け身に通じるものがあるんじゃないかなあと個人的に思ったのですが、身を持って示せる選手というのは秋山選手しかいないんじゃないかと思っています。
受け身の上手さはコミカルなレスラーには不可欠です。そういう意味でも素晴らしいことですし、そういうレスラーが金星を上げるストーリーもより作りやすくなります。
DDTは私の好きな高山善廣選手のようなベテランの選手に参戦してもらいながらアドバイスをもらうという形で底上げを行っています。秋山選手の存在そのものがDDTとしてはとてつもない財産になると思います。
そして気になるのが秋山選手の今後。
以下はDDTオフィシャルサイトからの引用ですが、秋山選手の発言にちょっと引っかかる感じがありますよね?
必要とされることに感謝し、DDTさんで僕が持っているもの全て注ぎ込みたいと思います。全日本プロレスファンのみなさん、何時も温かい声援をありがとうございました。皆さんのおかげで頑張れました。そして、DDTプロレスリングのファンの皆さん、DDTの力になれる様精一杯頑張ります。宜しくお願い致します。
https://www.ddtpro.com/news/14258
ベテラン中のベテラン選手とはいえ、レンタル移籍の選手が言う言葉ではない気がするのは私だけでしょうか。
私がレンタル移籍でまず思いつくのはBUSHI選手です。
ご存知の通り、現在は新日本所属。
もしかしたら秋山選手もそのままDDTに行っちゃうんじゃないかなーと勘繰ってしまいますね。
新日本の対抗馬は実力をつけたDDT(とノア)になるのかもしれないなあと考えさせられたニュースでした。
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