秋山準のDDTレンタル移籍に伴う、諏訪魔の脱・秋山発言。
現チャンピオンという全日本の顔として真っ先に発言したのはよくわかる。
でもそもそも諏訪魔は武藤全日本時代の入団だし、混乱を収めるためとはいえ、コーチは秋山からTAJIRIに変わるわけで諏訪魔が何をするということも無い(はず)。
秋山は四天王プロレス(=王道プロレス。諸説あります)の最後の継承者と言って良い存在。
そこを一旦外してTAJIRIがコーチになるということは馬場全日本、武藤全日本に続くアメリカンプロレスに近いスタイルへの回帰?になるんじゃないかと。
ただ、今の全日本を考えるとそれはアリですよね?
選手層の厚みが出たという意味ではレッスルワン勢の合流は良いことだと思います。
レッスルワンは武藤敬司の団体でした。TAJIRI、ヨシタツ、ジョードーリングなど、WWEもしくは下部団体にいた選手もいます。
他にもキャラの強い選手が多く、多くのユニットがぶつかり合うというのは今のプロレスの流れに沿ったものだと思います。
その中でまず必要なものは何かを考えた結果のコーチ交代でしょう。
ある意味DDTはそこを極めた上でのコーチ招聘なので、ノウハウの蓄積は物凄いものになります。
その辺りの利害関係が一致したからこそのレンタル移籍でしょうし、我々には見えないところで色々考えた結果だと思われます。
ちょっと恐いところは全日本に関しては選手と会社との足並みが揃ってなさそうなところ。諏訪魔が社長との話し合いを求めているということはそういうことなのではないかと。選手もよくわかってないというw
ただでさえ新型コロナの影響によるショービジネスは逆風に立たされている状況です。
生き残る策を講じるのはメジャー団体でも同じ事。
もしかしたら秋山のノア参戦もあり得ることですし、この流れの中で全日本がサイバーエージェント傘下にでもなってしまえば全日本かノアが消える可能性だってある。
大型選手の豊富さが今の全日本の魅力の一つですが、それだけでは賄えないなにかを見つけるのが一つの課題なのかもしれません。
個人的にどうしても大型外国人→危険技のイメージが拭えないから心配ではあるw
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