プロレスを知ろう。④試合形式編

今回は試合形式。形式といっても人数やルールなど様々なものがありまとめきれるかどうか難しいところですが…

できるだけわかりやすくまとめてみます。

①対戦人数による呼び方

一試合における人数で試合形式の呼び方が変わります。

1対1=シングルマッチ

2対2=タッグマッチ

3対3=6人タッグ

3人以降は試合に参加する人数の総数で呼びます。

6人タッグ、8人タッグなど…12人タッグまでは見たことあるかな?

①-2対戦相手(敵)が複数いる場合

また、1対1対1などは3WAYマッチなどと呼ばれます。どちらかに勝てば勝利が確定する場合と、敗者が脱落して人数が減った状態で試合が続行する場合(イリミネーションマッチといいます。)があります。

イリミネーションマッチはタッグマッチでも行われます。

また、バトルロイヤルと呼ばれる、10人程度で最後の1人まで戦う試合形式もあります。

イリミネーションマッチやバトルロイヤルなどでは、最初から選手が揃っている場合と、数分ごとに選手が入場していく場合があります。この場合は時間差〇〇と言われることが多いです。

WWEのロイヤルランブルは時間差バトルロイヤルですね。

②ルールによる呼び方

反則裁定なしならノールールやノーDQマッチなどと呼ばれ、凶器攻撃や他のレスラーの介入も許されるなど、一見悪役が超有利な試合な試合ですが、そこをベビーフェイスがどう切り抜けるか?や意外なライバルが助けに来るなど、観客も読めない試合展開が起こります。

また、過去DDTでノー・ノーDQマッチと呼ばれる、反則すると5カウントなしで即失格、時間内に反則した数が少ない方が勝ちという恐ろしい試合が行われましたw

凶器攻撃有りだとハードコア戦と呼ばれたり、椅子、机、ハシゴがリング内に無数に置かれたTLC(テーブル・ラダー・チェア)と呼ばれる試合もあります。全てでは無いですが、TLCの場合天井から吊るされた権利書やチャンピオンベルトを取った方の勝ちとなることがあります。

相手を倒す以外に何かを取れば勝ちという〇〇争奪戦も沢山あり、ドラゴンゲートでは金網に囲まれたリングに取り付けられた旗を取る試合や、新日本の別ブランドであるレッスルランドでは現場監督の証であるハチマキを取れば勝ちというものもありましたw

その他にもリング外でフォールしても良いエニウェアフォール、タッグマッチでも試合権利は両方にあるトルネードバトルやストリートファイトなど、ハードコアやデスマッチ系の団体で多く見られるようなルールもあります。

③何かが賭けられている試合

例えば敗者が坊主になる敗者髪切りマッチは、カベジェラ・コントラ・カベジェラと呼ばれます。スペイン語のはず。

ルチャ・リブレから来ており、マスクマンの多いメキシコの団体では敗者がマスクを脱ぐマスカラ・コントラ・マスカラという試合があります。

マスクマンではないルチャドールは代わりに髪をかけることが多く、マスカラ・コントラ・カベジェラという試合も組まれます。

日本はマスクマンが比較的少ないので髪(カベジェラ)をかけることが多いです。

女子プロの場合、長い髪を坊主にするので衝撃度が高くなります。短い選手もいますが。

その他にも負けた選手が技を封印する場合や、珍しいものだとパスポートを賭けていたこともありましたw

「橋本真也負けたら即引退スペシャル!」みたいなものもありましたね…

まとめ

他にも色々あるのですが…流石に多いので簡単にまとめてみました。そういう形になるまでの過程がある場合や、普通に組まれることもあり、色々書きたいことはありますが、今回はこの辺りで。

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