プロレスを知ろう。⑤反則技編

今回は反則技について。

プロレスはルール上5カウント以内であれば反則攻撃も可能です。プロレスの魅力のひとつとよくいわれますが、普通ならありえないことですよねw

正確には、レフェリーが反則と認識し、制止しようとしてもそれを無視した場合、カウントが数えられ、それが5になると反則負けになる。といったところでしょうか。

多人数での乱入やレフェリーへの暴行などの極めて悪質な反則である場合や、事前に何かをした場合に即失格とするという通達があるときはカウントなしで反則負けとなることもあり、レフェリーの裁量が大きいとも言えます。

これも解説が非常に難しいのですが、チマチマ追記することを前提に書いていきます。

1.急所への攻撃

目、喉仏、金的など、ダメージを受けると命に関わる箇所への攻撃です。

指二本での目潰しやロープを使って顔面を擦る、後ろから掴まれた際に足を後ろに振り上げ金的を行うなど、使用する選手は多いのですが、ラフファイトと見られるかクレバーな攻撃と見られるかは選手のキャラクターによりますw

また、指一本など脆い箇所を攻撃することも禁止されていることが多いです。

ただし後頭部、特に延髄への攻撃は容認されています。正面から回り込みながらか背後から飛んで首の後ろを蹴る延髄斬りは英語でもエンズイギリと呼ばれるほどポピュラーな技です。

三沢光晴の必殺技の一つ、「介錯」は尻もちをついた相手に背後から延髄にエルボーを叩き込む技です。

2.凶器攻撃

パイプ椅子、一斗缶、ゴング用の木槌、白いギター(何故か中に白い粉が入っていて壊れるとブワッと広がるw)など、道具を使った攻撃は凶器攻撃と呼ばれ、当たり前ですが反則です。

アブドーラ・ザ・ブッチャーのフォーク、上田馬之助の竹刀など、アジャコングの一斗缶など、レスラーならではの凶器もあります。むしろ無いと寂しいw

グレートムタやTAJIRIの毒霧も凶器に含まれますと思いますw

TARUは主に鉄パイプを使用しますが、以前078というドラゴンキラーのようなモロ武器なものを使っていたこともあります。

今調べたらドラゴンキラーって今剣とツメの2種類あるんですね…今で言うツメの方だけで剣扱いだったのでちょっとびっくり。

3.乱入

試合中の選手以外の者がリング上に上り試合に介入する行為を乱入と言います。

選手でなく者と書いたのは、正危軍のポリスなどのマネージャーやマッスルアウトローズの玉岡金太などの悪に回ったレフェリーなど、非選手が絡むこともあるからです。

他にもタッグマッチなどで試合の権利が無い選手がリングに上がる行為も反則ですので乱入といえるかもしれません。

また、試合に関係なく第三者的な選手が乱入して双方に襲いかかり、試合を壊すことなどもあります。大体どちらかの選手へ揺さぶりをかけるためですね。

乱入とニアリーイコールなのが介入です。

ロープに走る選手に対し、ロープから跳ね返った瞬間に足を取り、前に倒す。カウント3直前にレフェリーをリングから引きずり落とす。リング外に落ちた選手に攻撃するなど、試合のコントロールを外部から行います。

ドラゴンゲートの試合に多いですが、ヒールチームの選手が軍団を引き連れて入場し、リングを囲み、上記の妨害やエプロンに上がりボックスやパウダー攻撃を仕掛けるなど、チームメイトが介入したところにブーイングを行うことも一つの楽しみ方でもあります。

4.ロープに触れている相手への攻撃。

関節技や絞め技を決められている選手がロープを掴むとロープブレイクとなり、選手は引き離されますが、そのまま技を解かずに決め続け(締め続け)、カウントを取られるシーンがよく見られます。

TAJIRIのタランチュラやケンドーカシンの首四の字、鈴木みのるの腕十字固めなど、反則ですが盛り上がる技もあります。反則ですが。

乱入と被ることも多いですが、タッグマッチなどで相手をコーナーに振り、複数人でランニング技をぶつけていくトレイン攻撃などと言われるものはタッグパートナーと行っている場合でも原則的には反則です。レフェリーの動きを見てみてください。

ヒール軍団などは試合に関係のない者がエプロンに上がりレフェリーにアピールして気を引いたり、リング内が見えないように攻撃とまでは言わない程度に抑えている間に行うなど、レフェリーの盲点を突くように行います。

また、技を避けるなどしてレフェリーに選手をぶつけたりと、いわゆる誤爆をレフェリーに行うなどして動けなくする方法もあります。

サブレフェリーが飛び込んできたり、ヒール軍団と敵対するチームの選手が救出するなど、ちょっとした見せ場になることも多いです。

5.その他

その他にも

  • 相手の髪を掴む
  • マスクマンのマスクを触る、剥がす
  • 拳で顔面を殴る

などなど。

まとめ

プロレスが面白いところのひとつに、反則でも盛り上がる場面があるところです。

先に挙げましたが反則技が代表的な技である場合や、エルボー合戦でお互いが盛り上がって殴り合いになったりと、観客の怒りではない部分を刺激する、レスラーの腕の見せ所でもあるのです。

また、反則ばかり行う選手に対して反則無しとなるノーDQ戦(DQはdisqualification=失格という意味です)を挑むなど、ストーリーに絡んでいく場合もあります。

また、以前DDTではそれを逆手に取り、全ての反則は即失格となり、試合終了時点での失格ポイントが少ない方が勝ちというノー・ノーDQ戦を行ったこともありましたw

また、レフェリーの動きにも注目して欲しいです。反則に対する注意の仕方や体ずくで選手を剥がそうとするなど、レフェリーの動きで盛り上がる場面もあります。

プロレスにおける反則は一つの醍醐味とも言えるでしょう。

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