仮面ライダーBLACK SUNの感想なのか考察なのか

さてさてAmazonプライムビデオで配信されました

「仮面ライダーBLACK SUN」

全話一挙公開は仮面ライダー初ですが昔の仮面ライダーは一気に見ちゃうのでwそこは気になりませんでした。

ただ内容的に週一で配信していたら途中で止められていた可能性があるんじゃないかと思うくらい後半に救い?はあれど前半の踏み込んだ描写や過激な発言などは流石R-18w

差別を推し進めデモで主張を続ける。学校にまで押しかけるというのは近年何かでみたような気がしますし

祖父も総理を務めた現総理や隣に座る豪快な笑いかたの幹事長も魅力的w

以下ネタバレはしてるつもりは無いですが御覚悟をw

一応テーマというか、感じ取ったことは

「それぞれの正義があって、それに対してそれぞれの悪がある」

「思いは受け継がれるけど、正義の思いが正義のままであるとは限らない」

という感じ。

この世界では人間と怪人が共存?しています。

?が付くのは怪人は差別を受けているからです。「怪人=悪」というイメージが人間側には強く植え付けられています。

国は怪人差別を無くそうという構えですが国民には広まっておらず、同じバスに乗りたがらない、怪人出禁の店が当たり前にあるなど差別は続いています。

勿論それに反発心を持つ者もおり、活動を行う者もいれば、日々に疑問を持ちながら人間または怪人として生きている人もいます。

歴史上の出来事を思い起こすような、怪人がいる世界ではこうなるのでは?となるような描写が満載で、モデルになったと思われる人物や出来事は詳しい方が書いてるのでそれを参考にしてくださいw

過去も現在も総理は悪かもしれないが、それに賛同(服従)した怪人は利用されただけと本当に言えるのか。

ビルゲニアの最後の直前、指令を全うしようとする警官が最後までやり遂げようとするシーンに見えなかったか?

殿様飛蝗怪人が完全体、いわゆる仮面ライダーBLACKSUN、仮面ライダーSHADOWMOONに覚醒する理由は悪に対する怒りであることに違いはない。

対峙する悪はそれぞれ違う。でも1972年のゆかりとの約束を果たそうとしている(していた)ことは一致している。でもゆかりは…

子供に格闘術?戦闘術?を教え、爆弾のような物を作らせるのは悪と戦うためということで納得していいのか。

良し悪しは別にして、

人って簡単には変わらないよなあ…と思ってしまいますね。

完全な正義の存在を作りたくなかったのかなあと思ったので正義というよりも悪の内面をどう捉えて自分はどこにいるのか考えたくなる作品ですね。

あとプリティ太田がいい味出してるのはプオタとしては嬉しいw

インタビューで『プロレスラーだから「怒り」は表現できる。』と言われていましたが、できてましたw流石の一言。

最終話で倉田てつをの「仮面ライダーBLACK」がかつてのオープニングのように流れますが、SUNの付かないかつての仮面ライダーBLACKは完全な正義なので本編には出れないし倉田さんをどこかで使うということも難しい。これは悲しいところもあるけど変に納得してしまいました。

内容とは離れるかもしれませんが1972年の出来事と現代である2022年の出来事が行き来して行動の意味が見えてくる描写が面白く、とにかく1972年の服装がめっちゃオシャレw

今のトレンドと似通っている部分もあるところと、再現した時にその人に似合うように作ったのかな?と思ってしまいました。

…ここまで書いて大分時間が空いてしまいましたw

「悪とは、何だ。悪とは、誰だ。」

本当に悪かったのは誰だったんでしょう?

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