WWEの世界王座戦線が、再び大きく動いた。
9月18日放送のSmackDownで、サミ・ゼインがケビン・オーエンズを相手にUndisputed WWE Championshipを防衛。
しかし試合は、CMパンクの介入によって大混乱となった。
CMパンクはケビン・オーエンズをWWE王座ベルトで攻撃。
その結果、サミ・ゼインが王座を防衛する展開となった。
さらに試合後にはCMパンクがリング上の選手たちを攻撃し、王座戦線から完全に離れるどころか、再びサミ・ゼインとの因縁を強く印象づける形でSmackDownが終了している。(WWE)
では、次のWWE王座戦はどうなるのか。
CMパンクが再び王座挑戦へ向かうのか。
それともジョニー・ガルガノら別の挑戦者が浮上するのか。
今回は、現在確認できる情報を整理しながら、サミ・ゼインの王座戦線を考察する。
サミ・ゼインがケビン・オーエンズを破ってWWE王座防衛
9月18日のSmackDownで、サミ・ゼインはケビン・オーエンズとのUndisputed WWE Championship戦に臨んだ。
これはサミにとって、2度目のWWE王座獲得後初めての防衛戦だった。
サミは9月11日のSmackDownでCMパンクを破り、WWE王座を奪回。
そのわずか1週間後に、今度は長年のライバルであるケビン・オーエンズを相手に王座を防衛することになった。(ファイトフル)
つまりサミにとっては、
CMパンクから王座奪取 ↓ 1週間後にケビン・オーエンズと王座防衛
という非常に濃密な王座戦線になっている。
WWE公式も、サミがオーエンズを相手に王座を防衛したことを発表している。(WWE)
しかし試合を大きく動かしたのはCMパンクだった
今回の試合で最も重要なのは、サミの防衛そのものだけではない。
CMパンクが再び登場したことだ。
試合終盤、CMパンクはケビン・オーエンズをWWE王座ベルトで攻撃。
この介入によって試合は大きく混乱し、最終的にサミ・ゼインがオーエンズを破って王座を守った。(ファイトフル)
つまり今回の結果だけを見ると、
サミ・ゼイン=王座防衛成功
なのだが、ストーリー全体を見ると、
サミ・ゼイン vs CMパンク
という因縁がまだ終わっていない可能性を示す展開になっている。
CMパンクはなぜ再びサミ・ゼインの前に現れたのか?
ここが今回の記事で最も重要なポイントだ。
CMパンクは、9月11日のSmackDownまでWWE王者だった。
しかし、その試合でサミ・ゼインに敗れて王座を失った。(ファイトフル)
そもそも9月4日のSmackDownでは、サミがCMパンクの王座防衛戦に介入。
その結果、パンクはサミに対して次週の王座戦を要求していた。
そして9月11日、両者は実際にWWE王座をかけて対戦。
サミが王座を奪取した。
つまり現在のストーリーには、
CMパンクが王座を失った ↓ サミが王者になった ↓ サミが初防衛 ↓ CMパンクが再び介入
という明確な流れがある。(WWE)
次のWWE王座戦はCMパンクになるのか?
現時点で、
「次の挑戦者はCMパンクに決定した」
というWWE公式発表は確認できない。
ここは記事を書くうえで非常に重要だ。
CMパンクがサミの試合に介入したことは事実。
しかし、
CMパンクの次回WWE王座挑戦が正式決定したわけではない。
したがって、現段階では、
「CMパンクが次のWWE王座挑戦者になる可能性がある」
と表現するのが適切だろう。
もう一人、王座戦線に名乗りを上げた男
実は9月18日のSmackDownでは、CMパンクだけが王座を狙っているわけではない。
番組冒頭、サミ・ゼインが王座について語っているところにジョニー・ガルガノが登場。
ガルガノは、自分がサミからWWE王座挑戦の約束を受けたとして、王座挑戦を要求した。
しかしサミは、そのような約束をした覚えはないと否定。
そこでSmackDownのゼネラルマネージャー、ニック・アルディスが介入した。
アルディスは、サミが王座戦を自由に決める立場ではなく、王者となったCMパンクには再戦を要求する権利があるとの考えを示した。(ファイトフル)
これによって、現在のWWE王座戦線には少なくとも、
- CMパンク
- ジョニー・ガルガノ
- ケビン・オーエンズ
という複数の候補が存在する形になっている。
サミ・ゼインのWWE王座は長期政権になるのか?
ここも日本のWWEファンが気になるポイントだろう。
サミは今回の王座防衛に成功した。
しかし、王座を獲得してからまだ日が浅い。
そのため、現時点で長期政権になると断定することはできない。
むしろ今のWWE王座戦線を見ると、次々と挑戦者候補が出てくる状態になっている。
サミが長期王者になるためには、
CMパンク ケビン・オーエンズ ジョニー・ガルガノ
といったライバルを一人ずつ突破していく必要がある。
サミ・ゼインの2度目の王座獲得にはどんな意味がある?
サミがWWE王座を獲得したのは今回が初めてではない。
9月11日のCMパンク戦で王座を奪い返し、2度目の王座獲得となった。(ファイトフル)
このため、今回の王座防衛には単純な「初防衛成功」以上の意味がある。
もし今回も王座を失っていたら、
「サミの2度目の王座獲得も短期間で終了」
というストーリーになってしまう。
しかし、オーエンズを破ったことで、少なくとも現時点では王者として次のストーリーへ進むことができた。
ここはサミの王者としての立場を維持するうえで重要なポイントだ。
CMパンクとの再戦はどうなる?
ここからは現時点の情報をもとにした考察だ。
最も分かりやすい展開は、
サミ・ゼイン vs CMパンクのWWE王座戦再戦
だろう。
理由は明確。
パンクは前王者。
そしてサミはパンクから王座を奪った王者。
さらに今回、パンクがサミの王座防衛戦に介入した。
ストーリー上は非常につながりやすい。
ただし、WWEがすぐに再戦を組むとは限らない。
ジョニー・ガルガノや他の挑戦者を挟む可能性もある。
もしCMパンクが再挑戦するなら、注目したいのは「王座をどう取り戻すか」
仮に再戦が組まれた場合、単純なリマッチ以上の意味を持たせることができる。
CMパンクにとっては、
「一度失ったWWE王座を取り戻す」
という目的が生まれるからだ。
一方のサミには、
「一度倒したCMパンクをもう一度倒して、自分が本当の王者であることを証明する」
というストーリーを与えられる。
つまり同じカードでも、9月11日の試合とは違った意味を持たせることができる。
ケビン・オーエンズは完全に脱落したのか?
今回、オーエンズはサミに敗れた。
しかし、それだけでWWE王座戦線から完全に外れたとは限らない。
そもそもサミとオーエンズは長年の因縁を持つ。
今回の試合も、単なる王座挑戦というより、2人の関係性そのものがストーリーの一部になっている。
さらに今回はCMパンクの介入によって決着している。
そのためオーエンズ側から、
「CMパンクの介入がなければ結果は違った」
という主張につなげることもできる。
これは今後のストーリーを作る材料になり得る。
ただし、現時点でオーエンズの再挑戦が決まったわけではない。
ジョニー・ガルガノも無視できない存在
今回、意外と重要なのがジョニー・ガルガノだ。
ガルガノはサミに対して王座挑戦を要求している。
そしてニック・アルディスが介入したことで、
「誰が次の挑戦者になるのか」
という問題が明確になった。
CMパンクの再戦権をどう扱うのか。
ガルガノの挑戦要求をどう扱うのか。
この2つをどう整理するかによって、次のWWE王座戦線は大きく変わってくる。
WWE王座戦線で今後考えられる3つの展開
パターン① サミ・ゼイン vs CMパンク
最もストレートな展開。
CMパンクが正式に再戦を要求し、サミが受ける形だ。
今回の介入をそのまま次の王座戦につなげられる。
パターン② サミ・ゼイン vs ジョニー・ガルガノ
WWEが新しい挑戦者を起用するパターン。
ガルガノはすでに王座挑戦を要求しているため、ストーリーとしても自然だ。
この場合、CMパンクを一度外側に置いて、後から再び王座戦線に戻すこともできる。
パターン③ 複数人による王座戦
現在の状況なら、サミ・ゼイン、CMパンク、ジョニー・ガルガノ、ケビン・オーエンズなどを絡めた多人数戦へ発展させることも考えられる。
ただし、これはあくまで可能性の一つ。
現時点でその形式が発表されたわけではない。
今回の防衛でサミ・ゼインの王座価値はどう変わった?
今回の防衛を考えるうえで重要なのは、
「誰に勝ったか」
だけではない。
サミは今回、ケビン・オーエンズとの試合を乗り切った。
さらにCMパンクという元王者が介入したにもかかわらず、王座を保持した。
これによって、少なくとも現在のストーリー上では、
「サミ・ゼインから王座を奪うためには、まだ一段階必要」
という状況になった。
もちろん、これは今後のWWEのブッキング次第で変わる。
しかし、今回の防衛によってサミがすぐに王座を失う展開は回避された。
日本のWWEファンが注目すべきポイント
今回のニュースを日本のファン目線で見るなら、単なる試合結果よりも、
「サミ・ゼインは誰と次に戦うのか?」
が最大のポイントになる。
そして候補として、
- CMパンク
- ジョニー・ガルガノ
- ケビン・オーエンズ
が絡んでいる。
さらにWWE王座戦線には、Gunther、Finn Bálor、Randy Orton、Cody Rhodesなども関わる可能性があるとWWEは示している。(ファイトフル)
そのため、サミの王座政権が今後どこまで広がるのかは、SmackDown全体のストーリーにも影響してくる。
まとめ:サミ・ゼインは王座を守った。しかしCMパンクとの物語は終わっていない
9月18日のSmackDownで、サミ・ゼインはケビン・オーエンズを破り、Undisputed WWE Championshipを防衛した。
しかし、試合の最大のポイントはそれだけではない。
CMパンクが試合に介入し、オーエンズをWWE王座ベルトで攻撃。
さらに試合後にも騒動が続いたことで、パンクがサミの王座戦線から完全に離れたわけではないことが示された。(WWE)
一方で、ジョニー・ガルガノも王座挑戦を要求している。
したがって現時点では、
「次の挑戦者=CMパンク」
と決めつけることはできない。
ただ、ストーリーの流れだけを見れば、サミ・ゼインとCMパンクの因縁はまだ続いている。
今後の注目ポイントは、
①CMパンクが正式に再戦を要求するのか ②ジョニー・ガルガノの挑戦がどう扱われるのか ③ケビン・オーエンズが再び王座戦線に戻るのか ④サミ・ゼインがどこまで王座を守れるのか
の4点だ。
9月11日にCMパンクから王座を奪い返したサミ・ゼイン。
そして9月18日には、早くも最初の防衛戦をクリアした。
サミの2度目のWWE王座政権が長期化するのか。
それともCMパンクが再び王座を奪い返すのか。
現時点ではまだ答えは出ていない。
だからこそ、次回SmackDownでWWEが誰をサミ・ゼインの次の挑戦者として選ぶのかに注目したい。
