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WWEファンの間で長く期待されてきた、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンのWrestleMania 43参戦。
しかし、2026年9月17日に新たな海外報道が登場しました。
WrestleVotes RadioがFightful Selectを通じて伝えたところによると、現在のWWEクリエイティブチームは、ザ・ロックがWrestleMania 43シーズンに「大きなストーリーラインへ参加できない」という前提で計画を進めているとされています。
これは「ロックがWrestleMania 43に出ないことが決定した」という意味ではありません。
報道では、ロックに関するWWEの計画は今後急激に変わる可能性も指摘されています。
それでも今回の情報が重要なのは、WWEがこれまで期待されてきた
「ザ・ロック vs ローマン・レインズ」
という大型カードを、少なくとも現時点では中心に置かずにWrestleMania 43を組み立てている可能性が出てきたからです。
では、ザ・ロックは本当にWrestleMania 43に登場しないのでしょうか?
そして、ロックが不在となった場合、WrestleMania 43の主役は誰になるのでしょうか?
この記事では、現在確認できる海外報道を整理しながら、WWEの今後の方向性を考察します。
ザ・ロックのWrestleMania 43参戦に異変
今回のニュースの発端は、2026年9月17日にFightfulが報じたWrestleVotes Radioの情報です。
報道によると、WWEのクリエイティブチームは現在、
ザ・ロックがWrestleMania 43シーズンに大規模なストーリーラインへ参加できない
という前提で計画を進めています。
ここで注意したいのが、「参加できない」の意味です。
これは、
- WWEから正式に出演しないと発表された
- ロックがWrestleMania 43を欠場すると決定した
- WWEがロックを完全に排除した
という話ではありません。
あくまで、
現在のクリエイティブをロックが参加しなくても成立するように組んでいる
という情報です。
Fightfulも、今後状況が変化する可能性を明記しています。
WrestleMania 43は2027年サウジアラビア開催
そもそもWrestleMania 43は、WWEにとって歴史的な大会になります。
2027年のWrestleMania 43は、サウジアラビア・リヤドで開催される予定です。
WWEは2025年に、Riyadh Seasonとのパートナーシップのもと、2027年のWrestleMania 43をリヤドで開催すると発表しました。
これはWrestleManiaが北米以外で開催される初めてのケースになります。
そのため、WWEにとってWrestleMania 43は通常のレッスルマニア以上に重要な大会になる可能性があります。
当然ながら、世界的な知名度を持つザ・ロックが登場するのではないかという期待も以前から存在していました。
ところが、今回の報道によって状況が変わってきました。
なぜザ・ロックの出場が難しくなっているのか?
大きな理由として報じられているのが、ロックの映画撮影スケジュールです。
Wrestling Observer Radioでは、デイブ・メルツァーが、ロックが出演予定の「Fast & Furious」シリーズ最新作「Fast Forever」の撮影スケジュールがWrestleMania 43への参加に影響する可能性について言及しています。
F4WOnlineによると、撮影は12月から始まる予定とされており、メルツァーはその撮影期間を考えると、ロックがWrestleManiaで試合をすることはかなり難しいとの見方を示しています。
もちろん、映画撮影中でも短時間の出演が絶対に不可能というわけではありません。
実際、メルツァーも「サウジアラビアへ飛んで登場することは可能」とする趣旨の見解を示しています。
つまり、
試合は難しいが、登場まで完全に否定されたわけではない
というのが現在の状況です。
ザ・ロックの最後のWWEでの重要な登場はいつ?
ザ・ロックが最後にWWEで大きくストーリーに関わったのは2025年です。
特に重要だったのが、コーディ・ローズをめぐるストーリーでした。
ロックは「Final Boss」としてコーディに接近し、WrestleMania 41へ向けた大きなストーリーの一部になりました。
また、2025年3月のElimination Chamberでは、Jジョン・シナのヒールターンとコーディをめぐるストーリーにも関わっています。
Wrestling Inc.によると、ロックがWWEで最後に姿を見せたのは2025年3月のElimination Chamberでした。
その後、WWEでの存在感は大きく減少しています。
ロックとローマン・レインズの対戦はどうなる?
今回のニュースで、多くのWWEファンが最も気になるのがここでしょう。
ザ・ロック vs ローマン・レインズ
です。
このカードは長年、WWEファンの間で期待されてきました。
ロックとローマンは実際の親族関係を持ち、WWEにおける「The Bloodline」という巨大なストーリーとも深く関係しています。
WrestleMania 40では、ロックとローマンがチームを組み、コーディ・ローズ&セス・ロリンズと対戦しました。
そして翌日のNight 2では、ロックがローマン・レインズ対コーディ・ローズのWWE王座戦にも登場。
その後、ロックとローマンの関係性はWWEファンの間で長く注目されてきました。
しかし、今回の報道が正しければ、
WrestleMania 43をロックvsローマン中心に組み立てることは、現在のWWEの前提ではない
ことになります。
ロック不在ならローマン・レインズは誰と戦う?
ここで注目されるのが、オバ・フェミです。
9月12日付のCageside Seatsは、WrestleMania 43に向けた初期プランとして、ローマン・レインズ vs オバ・フェミが候補になっているとの情報を紹介しています。
さらに9月17日の別報道でも、WWEがローマン・レインズのWrestleMania 43の相手としてオバ・フェミを想定しているという話が出ています。
ただし、ここも注意が必要です。
ローマン・レインズvs オバ・フェミが正式決定したわけではありません。
あくまで現在報じられているプランの一つです。
それでも、この構図は非常に興味深いものがあります。
「ロックvsローマン」から「ローマンvsオバ・フェミ」へ?
もし現在の報道が実際のWWEクリエイティブに近いのであれば、WrestleMania 43はかなり違った大会になる可能性があります。
ファンが期待してきたのは、
ザ・ロック
↓
ローマン・レインズ
↓
Bloodline
という巨大なスター同士の対決でした。
ところが現在浮上しているのは、
ローマン・レインズ
↓
オバ・フェミ
↓
WWEの次世代トップスター
という構図です。
これは単純な代替カードではありません。
WWEが「過去最大級のスターを呼ぶWrestleMania」ではなく、
「次世代スターを大舞台で完成させるWrestleMania」
を作ろうとしている可能性があります。
もちろん、これは現在の報道から考えられる一つの解釈です。
オバ・フェミがローマンの相手として浮上する理由
オバ・フェミはWWEが長期的にプッシュしている若手選手の一人です。
WWE公式も、2026年のKing of the Ringでオバ・フェミを「The Ruler」として大きく扱っています。
また、WrestleMania 42ではブロック・レスナーとの試合も経験しています。
その後もトップ戦線に絡む流れが続いているため、
ローマン・レインズvs オバ・フェミ
というカードには「ベテランの大物と次世代スター」という明確な意味があります。
ロックvsローマンとは違うタイプのWrestleManiaです。
ただし「ロックが出ない」と決まったわけではない
ここは今回の記事で最も強調したいポイントです。
現在の情報を整理すると、
確定していること
- WrestleMania 43は2027年にサウジアラビアで開催予定
- WWEクリエイティブがロック不在を前提に計画しているとの報道がある
- ロックには映画撮影の予定がある
- ローマン・レインズvs オバ・フェミという別のWrestleMania 43プランが報じられている
確定していないこと
- ロックのWrestleMania 43不参加
- ロックvsローマンの完全消滅
- ローマン・レインズvs オバ・フェミの正式決定
- ロックのサプライズ登場
- ロックのWWE引退
という状態です。
したがって、
「ザ・ロックがWrestleMania 43に出ない」
というタイトルより、
「ザ・ロックはWrestleMania 43に出ない?WWEが“ロック不在”を前提に計画」
のほうが情報の正確性という意味では適しています。
それでもロックがサプライズ登場する可能性はある?
可能性そのものをゼロにすることはできません。
今回のFightful報道でも、WWE内部ではロックについて「状況が変わる可能性」が認識されています。
しかもロックは過去にも、WWEのストーリーに大きな影響を与えてきました。
WWEの歴史を見ても、ロックは単なる試合要員ではありません。
例えばWrestleMania 27では大会ホストとして登場し、WWE王座戦にも介入しました。
つまり、
「試合をしない=WrestleManiaに登場しない」
とは限りません。
ロックが「試合なし」で登場する可能性
ここは今回のニュースから考えられる面白いポイントです。
仮に映画撮影のため試合が難しいとしても、
- オープニング登場
- 特別ゲスト
- ストーリー上の短時間出演
- Bloodline関連の映像
- ローマン・レインズへのメッセージ
- コーディ・ローズとの因縁を再点火
など、出演方法はいくつも考えられます。
ただし、これらは現時点でWWEが計画していると報じられたものではありません。
あくまで「ロックが短時間でも出演できる場合に考えられる演出例」です。
ロック不在ならCody Rhodesにも影響する?
もう一つ重要なのがコーディ・ローズです。
2025年のロックのストーリーはコーディと密接に関係していました。
そのため、ロックがWrestleMania 43のストーリーに参加しない場合、コーディとロックの因縁を再利用する可能性も低くなります。
一方でコーディは、現在のWWEで独自のストーリーラインを構築できる位置にあります。
つまり、ロック不在によってコーディの価値が下がるというより、
「コーディをロックとの因縁から解放し、別の大型ストーリーへ進める」
という選択肢も生まれます。
これはWWEにとって重要です。
ロック不在はWWEにとってマイナスなのか?
ここは単純に判断できません。
ザ・ロックは世界的な知名度を持つため、出演すれば大きな話題になることは間違いありません。
しかし、WrestleManiaの長期的なストーリーを毎年ロックに依存することにも限界があります。
特にWrestleMania 43は、
サウジアラビアで初めて開催される歴史的大会
です。
そこで、
- ローマン・レインズ
- オバ・フェミ
- コーディ・ローズ
- セス・ロリンズ
- CMパンク
- グンター
など、現在のWWEを支える選手たちによって大会を作ることには別の意味があります。
ロックを出さないこと自体が重要なのではなく、
ロックがいなくてもWrestleManiaを成立させられるか
がWWEにとって大きなテーマになる可能性があります。
日本のWWEファンが注目したいポイント
日本のファンにとっては、ロックの出場有無だけでなく、その周辺のストーリーにも注目したいところです。
特にチェックしたいのが、
① 中邑真輔
WWEでは現在、Kyokiとのタッグという新しい流れがあります。
もしWrestleMania 43へ向けて中邑が再びシングル戦線に浮上すれば、日本人ファンにとって別の大型ストーリーになります。
ただし、現時点でWrestleMania 43で中邑が大きな役割を担うという情報は確認されていません。
② IYO SKY
女子部門では、WrestleMania 43の女子王座戦線に誰が入ってくるのかが重要になります。
ロックのような男子トップスターのストーリーとは別に、女子部門のカードも大会全体の価値を左右します。
③ ASUKA
ASUKAもWrestleMania級の舞台で重要な役割を担ってきた選手です。
ロックとは直接関係ありませんが、WrestleMania 43のカードが本格化するにつれて、日本人選手の位置づけにも注目する価値があります。
今後、ロックについて何を見ればいい?
今後の判断材料として重要なのは次の4つです。
1.Fast & Furious最新作の撮影スケジュール
ロックの出演時間を左右する最大の要素の一つです。
2.WWE公式発表
「ロックが出場する」「出場しない」という正式情報が出るまでは、報道と噂を区別する必要があります。
3.WrestleVotes / Fightful Select
今回のようなWWE内部情報を追ううえで重要です。
4.ローマン・レインズの次のストーリー
もしローマンとオバ・フェミの抗争が本格化すれば、ロック不在を前提としたWrestleMania計画がより明確になります。
ザ・ロックはWrestleMania 43に出ないのか?
現時点で最も正確な答えは、
「出ないことが決定したわけではないが、WWEはロックがいない前提でWrestleMania 43の計画を進めている」
です。
2026年9月17日のWrestleVotes/Fightful報道では、WWEクリエイティブがロックの大規模なストーリーライン参加を想定せずに動いているとされています。
その背景には、ロックが出演予定の「Fast Forever」の撮影スケジュールがあると、Wrestling Observer関連報道で説明されています。
一方で、WWE側も状況が変化する可能性を認識していると報じられています。
つまり、
「ロック欠場決定」ではなく「ロック不在を前提にした暫定プラン」
と考えるのが最も適切です。
そして、ここからが面白い
もしザ・ロックが本当にWrestleMania 43に大きく関与しないのであれば、WWEは別のカードを完成させなければなりません。
現在報じられているのが、
ローマン・レインズvs オバ・フェミ
という構図です。
これは、
「ロックが出ないから仕方なく組むカード」
と考えることもできます。
しかし逆に、
「WWEが次の時代を作るために、オバ・フェミをローマン・レインズの前に立たせる」
という長期的なストーリーとして見ることもできます。
この違いは非常に大きいでしょう。
WrestleMania 43までには、まだ時間があります。
ロックの予定が変わる可能性もあります。
ローマンの王座状況も変わるでしょう。
オバ・フェミがさらに成長する可能性もあります。
そのため、現時点で「ロックvsローマンは完全消滅」と結論づけるのは早すぎます。
ただし、少なくとも現在のWWEは、
「ロックがいなくてもWrestleMania 43を成立させる」
方向で準備を進めているようです。
今後の最大の注目点は、
ザ・ロックが戻ってくるかどうかではなく、ロックがいなくてもWWEがどんなWrestleMania 43を作ろうとしているのか
なのかもしれません。
