今回はトライバルが印象的なブランド
PEACE MAKER
PEACE MAKERとは
1996年東京で生まれたストリートブランド。
陰と陽の融合をコンセプトとし、日本古来からの文字や梵字、世界のトライバルアート、文化、音楽などから
インスパイアされたアートワークを独自のフィルターに通し、ストリートファッションスタイルで発信し続けている。
http://peace-maker.jp/about.html
私は独自のフィルターというのがポイントだと思っています。過剰に弄らずにその意味を内包したままデザインに落とし込むという、非常に素晴らしいアイテムが多くあります。
トライバルとは
“民族・部族特有の”という意味の英語で、主にタトゥーのデザインに使われていたものです。
そのほかにもアクセサリーのビーズに彫り込まれていたり、服装品の模様にも使われています。
↑こちらが自分の感覚には近いかなと。
デザインは名前通りに部族ごとに違うので、調べてみるとなかなか面白いと思います。
トライバルデザインは自分の世代だとPEACE MAKERかLUZだと言われていましたが、LUZのことはよく知りませんw
一時期PEACE MAKERの直営店でも取り扱いがあったと思うのですが…
きっかけ
ハマっていた時期は大学生でハードコアに傾倒していた時ですね。大槻ケンヂに衣装提供していたのがきっかけではありますが、サポートアーティストもなかなか多彩でした。大槻ケンヂ以外だとLOUDNESSの高崎晃やマキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君などが有名かと。
福岡で活動していたUNDER CLUEにもオリジナルTシャツを提供したりと、幅広くフォローしていました。
魅力
当時は巷にトライバルデザインが溢れていましたが、ほとんどのブランドは民族的要素は薄れていて、サーファーのイメージが強かったり、何故かドラゴンの顔が入ったちょっと中学生向けかな?って感じのものが多かったりで、あまり良いイメージというのはありませんでした。
しかしPEACE MAKER伝統的なトライバルデザインを下敷きに、和柄なども取り入れ、独特の世界観を放っていました。
伝統を守る方が異彩を放つというのも面白い話ですね。
しかも洋服に見事に融合させていたんですよね。
また、スノーボードやサポートアーティストの楽器のグラフィックなども手掛けており、手書きしている写真などが当時のブログなどに載っていたのですが、今は見れないみたいですね。
そのトライバルも物凄く格好良かったです。
取扱店は?
一時期はPEACE MAKERやGRAND PEACE、XROSSPEACEなど直営店が5店舗あったこともありましたが、現在は閉店、通販のみの展開なのかな?
取扱店もあるとは思いますが情報が…
ちなみに完全にハマっていた当時通っていた福岡のお店は現在八百屋さんになっていますw
当時はネットで見てお店に行って買うという感じで、色違いしか残ってなくてもまあこれも縁だなーくらいでサッサと決めてしまっていて、滞在時間が30分もかからないことが多く、
仕舞いには店員さんに「めっちゃ語り合いたいのになんでサッサと決めるんですか?!」と怒られたことがありますw
凄く良い店員さんだったのに、自分がそういうお店に対して必要以上に恐がってたんだと思います。
その後は意味もなく何時間も入り浸ってましたw
その方が辞められてからは足が遠のいてしまって、気がついたら…という感じですね。
新宿と大阪のお店にも行ったことがあるのですが、基本的に店員さんはめっちゃ良い人でしたw
初めて好きになったドメスティックブランドで、店員さんもセレクトショップでも直営店でも良くしてもらったので、ここまでファッション好きになったのはPEACE MAKERのおかげといっても過言ではありません。
他では外れの店員さんに当たることも多いですが、最初の思い出がとても良いものなので。
コーディネートにちょっと強目なエッセンスを取り入れるならまず勧めたいブランドです。
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