和モチーフという言葉だけでは表現仕切れないブランド。
「カッツアーマー」
ブランドコンセプト
「カッツアーマー」ブランドは、「KAT’S ARMOR」と「不良ノ鎧」の、二つの名をもって展開しております。「KATS(カッツ)」とは、ROCK AND ROLLに身を焦がし、単車や車をとばす不良達の事を言います。 「不良」とは、強大な権力にも屈する事なく、己の信念を貫く者の事を言うのでしょう。「不良ノ鎧」は「KAT’S ARMOR」の日本名になります。私は、自身の作る、衣類、装飾品等を、身を守り、飾る、「鎧(よろい)」であると考えております。
「カッツアーマー」は「不良ノタメノ粋デ狂ナモノ」を理念として、
皆様の心に響く作品を作ってゆきます。
座右の銘は「世の為人の為」。
皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。カッツアーマー代表 月潭眞龍 拝
http://www.katsarmor.com/tenpojouhou.html
とある雑誌では「旧車会」になぞらえて紹介していましたが、少し違うように思います。
権力に屈することなく、信念を貫くものを「不良」と捉え、身に着けるものを「鎧」に見立て、様々な思いを込めたアイテムを展開しています。
ただの和モチーフではなく、ロックやパンクなどの音楽や日本の歴史を反映させた、唯一無二の存在です。
別のとある雑誌の方は「ネオジャパニーズ」と表現していました。
個性的なアイテムたち
ウェア類はTシャツが多いですが、プリントや刺繍で一つ一つに意味を持たせたアイテムが多くあります。
アクセサリーは真剣で斬りつけたネックレスや内側に意味を込めた一文字が入る指輪など、ウェア類と同じく一見シンプルでも深い物語や作り手の強い思いが込められたアイテムは唯一無二の存在感があります。
代表的なアイテム「モノノフ」
カッツアーマーの象徴的なアイテムとして「モノノフ」があります。
バイク用ヘルメットに取り付けるフェイスガードですが、モチーフは鎧の面頬。まさに「不良の鎧」の名にふさわしいアイテムです。
モノノフには色違いや角の生えた「モノノフデーモン」や髑髏を模した「ZERO」(昔は死人(しびと)という名前だったような?)など、バリエーションも多くあります。
歴史を愛し、福岡を愛する人。
カッツアーマーの代表であり、デザイナーも務める月潭眞龍さん。
昭和の不良でバイク乗りのイメージが強いですが、歴史に関する造形が深く、原田第六記念館の副館長も務められています。また、論考と物語の二部構成の書籍も出版しています。
しかも凄く良い人w
出会い
10年ほど前、ライダースジャケットを探していた際に、某掲示板でヴィンテージライダースの品揃えの多いお店として紹介されていました。
サイトを見てライダースよりも世界観に圧倒され、初めて行ったときにさらに感動したことを覚えています。
眞龍さんの人柄にも惹かれ、かなりの頻度で通っていました。
今は自分の嗜好が変わってしまったこともあり、ちょっと足が遠のいていますが、バイク好きや和モチーフのアイテムが好きな方に是非オススメしたい大好きなブランドの一つです。
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